青山一丁目駅を降りると、目の前に青山通りが広がります。
青山通り沿いの北側には神宮外苑の銀杏並木、東宮御所などの緑が広がり、都会の喧騒を癒してくれます。
また南側には、赤坂郵便局・赤坂警察署・カナダ大使館などの高層ビルが立ち並び、北と南とで随分違う表情を見せています。
カナダ大使館横には、2.26事件で凶弾に倒れた「高橋是清宰相」の記念公園があります。元々は高橋宰相の自邸であったのですが、昭和13年(1938)10月、長男がこの地を当時の東京市に寄付し、昭和16年(1941)6月、東京市が公園として開園しました。青山通り(国道246号線)の拡張により、開園当初と比べ少し狭くなっていますが奥行きが広く、入り口の見た目よりも随分広い公園です。
青山通りの南側は、かなりの数のマンションが立ち並びます。
ドイツ文化会館やカナダ大使館・カンボジア大使館が近くにあるせいでしょうか、海外の方も多く住まれている場所となっています。
意外(?)に閑静な高級住宅街がある赤坂八丁目。青山一丁目駅から、ほんの5,6分のところにこんな閑静な高級マンションの住宅街が・・・と、驚く人もいます。
赤坂八丁目の「スカイプラザ赤坂」や、「赤坂グランドハウス」は、その典型的なマンションです。
また、この辺りは思ったよりも高層のマンションは多くなく、どっしりとした構えのものが多く見受けられます。
「赤坂新坂パークマンション」の石造りの外壁や、「ルーメリ赤坂」や「スカイプラザ赤坂」などを初めとするレンガ外壁のマンションが、街並みを優雅に見せています。
外堀通りと垂直に交わり、乃木坂へ抜けていく東京メトロ赤坂駅の上を通る道路を、「赤坂通り」と呼びます。
赤坂通り自体は、そう大きな通りではないのですが、近くに国際赤坂ビルやTBSのスタジオがなどがあり、大変交通量が多い道路です。
また、「マロウドイン赤坂」や「陽光ホテル」など、通り沿いにホテルが多いのも一つの特徴となっています。
この周辺のマンションは、高層のものが目立ちます。
稲荷坂近くにある「赤坂パインクレスト」「赤坂桧町レジデンス」や、新坂近く、カンボジア大使館の側にある「グランドハウス」など。
土地の特性上、坂を臨む立地であることが多いため、殆どのマンションが眺望が望めるつくりとなっています。
また、「赤坂パインクレスト」などは昭和40年代のマンションで、修繕と管理の行き届いたマンションの優等生です。「赤坂パークマンション」も七丁目に位置します。
赤坂通り沿い、「赤坂小前交差点」すぐ側には港区立赤坂小学校があります。
また、国際新赤坂ビルの通りを南へ行くと、「港区立特別養護老人ホーム サン・サン赤坂」や「港区立 赤坂子ども中高生プラザ」もあり、公共施設が充実しています。
TBSの側には「三分坂(さんぷんざか)」という、とても急な坂があります。
「急坂のため、通る車賃を三分(さんぷん:100円余り)を増したためという。
坂下の渡し賃一分に対して言ったとの説も」
という謂れがあるほどの急な坂です。
この坂の途中にある、「咲柳山報土寺」は、慶長19年(1614)赤坂一ツ木(現在の赤坂2丁目)に創建されました。しかし、幕府の用地取り上げにより、安永9年(1780)に三分坂下の現在地に移転してきました。道路沿いの築地塀(練塀)は、この当時(約200年前)のもので、平成10年に「港区の有形文化財」に指定されています。
また、この報土寺は、江戸時代後期の力士、「雷電為右衛門」の墓がある事でも有名です。
TBSや赤坂パークビルなどの近代的な建物が並ぶ中、このような文化財や古くからある坂が同居しているのは、港区ならではの特色と言えます。
この辺りには、残念ながら居住用のマンションは殆どありません。
殆ど全ての建物が、事務所利用のためのフロア貸しであったり、企業のビルであったりします。
居住用のマンションは、このTBSから少し西側、新坂の近辺に多く存在しています。