でも実は、それからが、妻の苦悩の始まりでした。毎晩、問い合わせた会社から電話がかかってくるんです。それも同じ会社の違う営業マンから何人もです,毎晩です。物件も最初、問い合わせたのは、値段も場所も違うのを「ご案内します。」という電話です。
繰り返しますが、毎晩です。違う営業マンから何度でもです。妻も気丈なほうですが、うんざりして私に「なんとかして!」と叫びました。ある晩、私が家にいるとき、例の不動産仲介会社から電話があったので、丁重に「もう買ったので、電話勘弁してください」とお願いしました。
でも次の日も同じ会社の、違う担当と称する営業マンから電話がかかってきたので、丁重に「もう、不動産を購入したので、二度と電話しないでください」と言って切りました。
私たちは、案内してもらわなかったんですが、あるお客さんの話によると、そのしつこい(または、熱心な)会社の人に物件案内を頼んだら、家まで迎えにきてくれて、見たい物件はもちろんのこと、見たくもない物件も数件案内してもらい、1時間くらいで済むかと思ったら、休日の午後いっぱい付き合わされ、あげくには、その会社に連れて行かれ、上司と担当が、熱心に(しつこく)購入をせまったとのこと。怒ってました。
でも、ここで2つ考えなければなりません。1つは、しつこい営業も、いますぐ欲しいお客さんにとっては、とても熱心な頼もしい営業と映る点です。毎晩、自分のまたは、自社の利益だけ考えて電話をくれるのです。
物件がドンピシャだったらまだ多少、救われますが、それでも疑問は残ります。希望の価格帯、希望の場所、その他希望する用件の中で最上のものだったのか?購入した価格が、購入事例から照らし合わせて、妥当なものだったのか?という点です。さらに、気の弱い人で、強引な営業に押し切られたら、「ちょっとね」という感じです。
もう1つは、こんなしつこい不動産仲介会社のある中で、あなたは、予算内で最大限の満足を得られる物件をゲットするために、最大限の情報を集めなけ ればならないんです。ドキドキしますね。
でも、しつこい会社の撃退方法は、もうわかりましたね。「もう、買っちゃったから、結構です」という言い方です。先方は、「どこの物件(場所)を買いました?」と聞いてきますが、「教えられません」と言って、電話を切れば、良いでしょう。
もう一回くらい電話がかかってきますが、同じことを言ってください。先方もあきらめて、名簿(顧客リスト)からはずしてくれるでしょう。そして、あなたは、「絶対、その会社から購入したくない!」と思うでしょう。














